ごあいさつ

活動報告ブログ

2019-06-27 21:04:00

こんばんは!お久しぶりの中島です。

 

こちらもお久しぶりの台風の到来に

庭仕事の道具を慌てて片付けました。

風の音が怖いですよね…夜中よく眠れますように。

 

 

さて、かけはしねっと 念願のシンポジウムが

去る6月22日(土)に開催されましたのでご報告です!

 

 

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第一回 いばらき小児在宅シンポジウム

 

 

茨城県における

小児の在宅生活をもっと楽しく!

をテーマに、

 

地元 筑波大学附属病院の小児科医師

宮園 弥生 先生

 

ならびに

 

遥々 福井よりお越しくださった

オレンジホームケアクリニック代表医師

紅谷 浩之 先生

 

のお二人にご講演をお願いしました。

 

 

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開会には国会議員の国光あやのさんや

つくば市の保健福祉部次長にもご挨拶いただきました。

お忙しいなか、ありがとうございます! 

 

 

宮園先生には、NICUから在宅生活への

移行期に関わる現状や課題のお話をしていただきました。 

 

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筑波大学附属病院での退院支援に関する事例や

 

「つくば式」と呼ばれる全国初の在宅診療システムについてなど

茨城での小児在宅診療の第一歩とも言えるお話を伺うことができました。

 

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実は私の娘も、実際につくば式在宅診療システムのお世話になっていますが

利用する前と後では、在宅での体調変化による不安がだいぶ和らいでいます。

 

 

紅谷先生には、オレンジホームケアクリニック の

訪問診療システムによって支えられている子供達や

家族の事例をお話いただきました。

 

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「 “ドクターストップ” でなく “ドクターゴー” 」

「 “ Un happy ”を“ Be happy!” に」

など名言が繰り出されるなか、

私が一番耳に残ったのはこの言葉。

 

「 医療ケアはメガネ 」

 

どういうことかというと…

 

メガネはもともと医療用具。

視力を矯正して治療するための医療用具。

 

でも、現代では多くの人が、

メガネを医療用具として意識して買ってはいないですよね。

おしゃれ目的に持ったり、幾つも持ってコーディネートしたり。

 

今では生活の一部にすらなっている、

そんな “ メガネ ” に医療がなっていけたら……

 

そう紅谷先生はおっしゃいました。

 

確かに医療的ケアって、すでに我が家の生活では

なくてはならないものだし、あって当たり前になっています。

いつか誰にとっても、街中で目に触れても違和感のない

メガネのような存在になっていったら、

医療的ケアと生きる私たちも、もっと暮らしやすくなるんだろうなぁ。

 

そう思いました。

 

 

軽井沢での短期ケアラボの楽しそうなお話も

本当に興味深かった。行きたい!

(詳しくは「オレンジキッズケアラボ」で検索!)

 

皆様の熱気と、楽しくも勉強になるご講演に

あっという間の2時間でした。

 

質疑応答.jpg

質疑応答のお時間もいただきました。長時間ありがとうございます!!

 

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代表も感無量のご挨拶。

 

 

 

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かけはしねっと のこれまでの歩みを会場内にパネル展示しました。

 

 

今回、多職種に渡って広くご応募をいただき、

約100名もの方々にお越しいただくことができました。

本当に、ありがとうございます!!

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宮園先生のお話にもあった「つくば式」在宅診療システムや

紅谷先生が福井で実践していらっしゃるシステムは

その土地、その人だからこそ成し得たものだと思います。

今後それぞれの地域に合ったシステムを生んでいくのは、

他でもない、その土地に暮らす私たちなのではないでしょうか。

 

 

当事者意識を忘れず、これからも皆さんと一緒に

進んでいきたいと思います!

 

 

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みんなで準備〜

お手伝い、ありがとうございました♪

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 ピース☆

 

↓ シンポジウム後の懇親会にて♪ 

 懇親会.jpg

 

 

みなさま本当に、ありがとうございました!

 

 


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