ごあいさつ
活動報告ブログ
今年もあとわずかとなってしまいましたが、みなさんいかがお過ごしですか。
雲一つない冬晴れだった12月22日。
県教育長と福祉担当部長へそれぞれ要望書を提出してまいりました!
今回は9月に施行された医療的ケア児支援法(通称)に伴うもので、医療的ケア児及び家族の支援体制整備に関する要望をさせていただきました。
法律には「医療的ケア児の健やかな成長を図るとともに、その家族の離職の防止に資し、もって安心して子どもを生み、育てることができる社会の実現」に向け、国、地方公共団体等の責務として、保育・教育の拡充に係る施策その他必要な施策、医療的ケア児支援センターの指定等について定められています。
要望内容について話しをさせていただく中では、かけはしねっとがこれまでに相談を受けた実例などもお伝えし、課題共有しつつ意見交換をすることができたと思います。進捗についても状況を伺うことができました。
県内では約400人とも言われている医療的ケア児も、市町村単位でみれば極僅か。これまでは窓口に相談に行っても「前例がない」とか「担当したことがない」とか、その街での希望した支援にはつながらないことが往々にしてありました。
でもこれからは「ひとりだからやらない」ではなく「ひとりでもやる!」、その街に暮らすひとりの子どもも見捨てない、そんな姿勢で市町村にも取り組んでいただきたいと思います!!
お忙しい中、対応くださいました小泉教育長ならびに飯塚福祉担当部長、担当職員のみなさまありがとうございました。
田村県議、このような貴重な機会をくださりありがとうございました。
先に投稿しました、茨城県実施の「在宅の医療的ケをを必要とするお子様に関する調査」、12月17日に回答の期限を迎えました。
最終的な配布数は244となり、その旨報告させていただきました。
ひとりでも多くのご家族のもとへ届くよう配布に協力くださいましたみなさま本当にありがとうございました!! 根本
茨城県では現在「在宅の医療的ケアを必要とするお子様に関する調査」が行なわれています。
かけはしねっとでは、特別支援学校や児童発達支援事業所等へも協力を仰ぎ、一人でも多くのご家族様のもとへ調査をお願いしたいと展開しております。
ただ、県に対し配布数の報告をしなくてはいけない為に、ただただばらまく訳にもいかず(>_<)
協力いただいた学校や事業所さまへも配布の重複がないようにお願いしつつ、それでも尚、行き届かない方がいることも重々承知しています。
現在のところ230名を超える配布ができています。
そこで、まだ手元に来ていない!という方、
ぜひ、かけはしねっと(kakehashi_20161120@yahoo.co.jp)までご一報ください。
対象者:茨城県内在住で0歳から18歳の医療的ケアを必要とするお子様がいる保護者
(お子様が施設に入所されている方は対象外となります)
ニーズ調査回答期限:12月17日(金)
お手数おかけしますが、よりよい未来のためご協力の程よろしくお願いいたします
かけはしねっとは特定非営利活動法人となり1年を迎えることができました。
「医療的ケアを必要とする子どもの親の会」として活動を開始してからは5年。
6年目に突入です!
ここまで活動を続けてこられたのは、みなさまをはじめたくさんの方との出会いと支えがあったからこそ。改めて日頃のご支援に感謝申し上げます。
この一年を振り返ると、新型コロナウイルスの猛威にこれまでおこなっていたような活動はできず、日常の生活にも感染への不安を抱える日々でした。
多くの子どもたち家族のみなさんと対面での活動ができていた日々が、改めて当たり前ではなく貴重なすてきな時間であったことを感じました。
これからも感染状況等みつつ、できること・できる方法を考え活動を続けていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人かけはしねっと 代表理事 根本希美子