ごあいさつ
活動報告ブログ
こんばんは!中島です。
更新がおひさしぶりになってしまいました。
年末から胃腸炎やらインフルエンザやら、大人も子供も苦しめられた我が家。
私も今だに咳が残っております。
インフルの大流行継続中ですが、読者のみなさまは体調お変わりないでしょうか?
さて、今日は厚労省の方から大事なお話を聞いて来ました。
「医療的ケア児等の医療情報共有システム(MEIS)」
というまったく新しいシステムの運用が始まるという、周知・説明のための会です。
代表と娘と参加してきました。@茨城県立こども病院
医療的ケア児に限らず、薬や栄養投与の指示、
生活の注意点などをかかりつけ病院以外のどこかに説明する際は、
現在は患者の家族が独自に紙に書き出すなどして用意しなければなりません。
しかし、このシステムの運用が始まれば、
かかりつけ医以外の病院で緊急に受診が必要な場合も、
この “MEIS” の画面を見せるだけで普段の様子が詳細に伝えられる…というものです。
現在は旅行先や予期せぬ救急搬送を想定しているとはいうものの、
つまりは診療情報の共有ということ。
普段、訪問看護やデイなど、利用しているサービスごとに
何回も同じ説明を繰り返さなければいけない患者さん&家族には、
活用次第では有用になっていくのでは・・・と期待をせざるを得ません。
しかし、現状では課題もありそうだな、というのが今回の感想です。
情報入力が家族任せになることや、医療に関する事項については
家族による入力後、かかりつけ医師に承認を得ないとアップできないなど、
入力に関する新たな手間が患者・医療機関ともに生まれる点は、
2019年度の試運用期間中に解消されるのか疑問が残りました。
ともあれ、私個人としてはずっと待ち望んでいた “診療情報のクラウド共有化” 。
最初から完璧ではなくとも、改善を繰り返しながら
ぜひとも未来の在宅医療のデフォルトとなるよう願っています。
ちなみに、今回の詳細に関しては後ほど
資料を交えながらよーくお伝えしていきます。
2020年の運用開始を目指しているそうなので、
当事者であるみなさんと一緒に、注意深く見守って行きたいと思います。
まずはご報告まで。
貴重な機会にお誘いいただきありがとうございました。